命の危険と隣り合わせ、夏の愛犬との散歩

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命の危険?近年の夏の暑さ

稲森院長

2024年の夏は大変な暑さでした。
人間だけに限らず、犬にとってはとりわけ堪える暑さでしたね。

近年、異常なまでの暑さが続きます。
異常気象とも言われますが、この暑さは緩和するものではないとして、対策をすべきものと考えます。

オーナーのみなさんもお散歩も涼しい時間帯を選んだり、運動を控えたりと工夫をされたことと思います。 私の知るコミュニティ、医師さんのお話でも、熱中症で緊急搬送される犬が多かったようです。

このページでは、愛犬との夏の運動、散歩で気をつけることをまとめています。

猛暑時の犬の散歩、運動に関する注意点

猛暑や夏の時期は、犬にとっても過酷な環境になります。特に運動に関しては、注意が必要です。以下に、暑い季節における犬の運動についてのポイントをまとめました。

1.時間帯の選択

日中の暑い時間帯は避け、温度の上がりきらない早朝や夕方の涼しい時間帯に散歩を行う。
日中の強い日差しを避けるだけでも、身体への負担は減ります。

2.地面の温度をチェック

散歩時に、意外と忘れてしまうのが、犬は靴を履かないということ。真夏の日光で照らされたアスファルトで肉球をやけどしてしまうケースも多いのです。
地面が非常に熱くなるため、手のひらで地面の温度を確認して、足裏、肉球がやけどする可能性がある場合は外出を控えましょう。

3. 水分補給

散歩前後はもちろん、散歩の途中でも水分補給ができるように水を携帯しましょう。こまめに飲ませることが大切です。

4. 服装と対策

熱を反射する冷感ベストクールバンダナなどもあるので、それらを利用するのも良いと思います。散歩時は、日陰を選んで歩くよう心掛けるなどの工夫をオススメします。

5. 運動量の調整

夏場は無理な運動を避け、短時間の散歩にする。犬の様子を見て、息が荒くなったり元気がない様子が見られたらすぐに帰宅する。

外出、運動、散歩時に、注意が必要な症状

稲森院長

散歩時は犬の様子を見て、普段と違う様子はないかを見ながら運動させましょう。

要注意な症状や変化

  • 過呼吸(ハアハアと息が荒い状態)
  • よだれが多い
  • ぐったりして動かない
  • 歩き方がおかしい(フラフラする、ゆらゆらあるくなど)

これらの症状が見られた場合は、速やかに涼しい場所に連れて行き、水分を補給させるとともに、必要ならば獣医さんに相談することをオススメします。

夏の暑さ対策をしっかりと行い、愛犬が健康で安全に過ごせるように配慮してゆきましょう。
夏バテなどの体調不調なども夏の運動不足によるストレスなどにも、当院のわんこ整体は対応しています。ご不安があればご相談くださいね。

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